DANCE DANCE ASIA – ベトナム・ハノイ
直前インタビュー
90’s / 若い世代を担う自分たちにしかできない作品
ベトナム・ハノイでの公演、ワークショップを控えた90’sに直撃取材。
個々に世界にその名をとどろかせている彼らが90’sとして集結し、初のアジアツアー!
期待に胸を躍らせている彼らに意気込みを語ってもらった。
90’sというグループについて教えてください。
Ruu : 昨年(2014年)の春くらいから私とTAISUKE君で、今、最先端で頑張っているダンサーに声をかけました。その年の4月から練習を始め、8月に第1回目の公演をして、そこから始まったのが今の90’sです。
TAISUKE : ジャンルはオールジャンルです。Ruuのようにジャズダンスがあったり、俺のようにブレイクダンスがあったり、他にもワック、ハウス、ヒップホップなど、全員がバラバラです。
ハノイツアーで楽しみにしていることは?
TAISUKE :
今まで何度も海外に行っていますが、東南アジアに行くのは初めてなんです。オファーはもらうんですけど、いろんな理由で行けていませんでした。しかも、ただイベントに行くだけではなくて、DANCE
DANCE ASIAというダンスを通して国際交流するという機会で行けるのは嬉しいですね。
ベトナムに行った人からは、生活環境は日本とはまったく違うと聞いています。どういうふうに違うのか、どういう文化なのか、いろんな意味で楽しみです。それに、ベトナム料理!(笑)。あとは、ベトナムのB-BOYは意外と派手目なB-BOYが多いイメージがあります。ワクワクしています。
Ruu : 今回90’sとして選ばれたことが嬉しいです。このベトナムが90’sの初海外進出なので、気合いを入れて良いものを見せたいです。現地の人とも触れ合いたいですね。
IBUKI : ベトナムはワック(腕を鞭のように振り回すスタイルのダンス)の人口が少ないと聞いているので、私が広められたらいいなと思っています。ワークショップもやらせてもらうので、ワックをやりたいという人に伝えられたらいいですね。
KAZANE : 私自身ベトナムが初めてで、個人ではなく90’sというメンバーでショーやワークショップをさせてもらう、滅多にない機会なのですごく有り難く思っています。この機会で今自分たちが日本でやっているストリートダンスというものを理解してもらいつつ、現地の同世代のダンスを観て、いい影響を得ることができたらなと思います。また、アジアではハウスがすごく少ないんですが、ベトナムはハウスをやっている学生が多いというのを滞在している日本人のハウサーの方から聞いたので、そこでも交流できたらなと思っています。
KATSUYA : 僕はアジアだとシンガポールしか行ったことがなくて、その時はバトルで行きました。今回はショーという形で、しかもこのメンバーで見せられるということがすごく楽しみです。行ったことのないところに行って、感じたことがショーにも反映されてくると思うので、ベトナムではそこを楽しみたいです。
今回の作品はどういう作品ですか?
Ruu : 日本で2014年8月に行った舞台作品をベースにしつつ、ガラッと変えて、新しい作品にも挑戦するんですけど、客席に座った皆さんを、世界旅行をしているような気分にさせるというのをテーマにしています。自分たちの思い描くいろんな国のダンス、好きな国や好きなダンスというのを、それぞれで決めて流れを作りながら、自分たちなりに表現の仕方を変えてショーケースを作っています。
個性豊かなメンバーの集合体ですが、リハーサルは順調ですか?
Ruu : このメンバーでひとつのものを踊るということが本当に難しいことだと気がつきました。まず、ダンスのジャンルが違いすぎて、何をやるにしても何も進まない状態が続いたり、みんなでできるステップ系に寄せたり、でも、寄せすぎてもできない子もいるから、そこをリンクさせるのが難しいですね。でも、それが組み合わさったら絶対おもしろくなります。お楽しみに!
ツアーに向けて意気込みをお願いします!
youki : 俺達90’sに誇り!世界の90’s生まれに刺激を与えられるよう、自分たちをレペゼンできるように頑張ります!
KAZANE : 90’sとして、日本の若い世代の代表になれるようなショーをしたいと思います。
TAISUKE : 日本の若い世代を引っ張っていくのは自分たちです。国境を越えてアジアの舞台に立つので、恥じないように頑張ります。
Posted – 2015.03.13
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