DANCE DANCE ASIA – 東京公演2016 (2016/12)
直前インタビュー
Team LION T
ハノイ(ベトナム)と東京でクリエイションを重ね、生まれた作品「CHAIRS」。国も、ダンスのジャンルも年齢も異なるメンバーたちがつながり、ひとつの作品を披露します。公演を目前に彼らの意気込みをお届けします!
■振付・演出
LION T(ベトナム)
“小道具が作中でどのように活用されていくかに注目!”
「CHAIRS」は、ストリートダンスとビートボックスを融合させることで、今のベトナムに生きる人々を描き出す作品です。作品の中でアジアのダンサーたちの踊りがどう組み合わさり、ビートボクサーが生み出す音楽と、どのように繋がっていくのか。そして登場してくる小道具が、作中でどのように活用されていくかにも、注目してみてください。
■出演
C2Low(ベトナム)
ダンス・ダンス・アジアのハノイ公演で日本のスーパースターたちのダンスを観て「自分も参加したい!」と思った夢を今回、叶えることができました。ストリートダンスの認知度が低いベトナムでダンスをどう発展させ、芸術として認められるものにしていくか。日本での経験から学びたいです。
HOSHITO(日本)
僕は普段、音先行で振り付けを作るのですが、今回はさらに音へのアプローチの仕方がいつもと違い、旧知のLION Tから新しい刺激を受けながら、創作するときの「自由」を探る経験をしています。きっとこの作品は、どの国の人が観ても「うわーっ!」と盛り上がることのできる、シンプルで楽しいものになると思いますので、どうぞお楽しみに。
Jackson Boogie J(マレーシア)
僕はただただ踊ることが大好きなんです。だからこのクリエイションに参加しましたし、新たな学びを与えてくれる人とコラボレーションすることは本当に楽しい。作品タイトルにもなっている、椅子を使った表現にも初めて挑戦しているので、舞台上でなにが起こるのか、確かめてみてください。
Maitinhvi(ベトナム)
国も性格も違うもの同士が、心を通い合わせて作りました。参加しているダンサーは普段、主にフリースタイルのバトルに出ていますが、今回は、与えられた役の気持ちをどう表現するかがこの作品の中での役割として大事なのではないかと思います。私も相手と自由かつ臨機応変にどう繋がれるかを追及しながら舞台に立ちたいと思います。
MARIN(日本)
海外ダンサーのニュアンスに合わせたり、自分のダンスに合わせてもらったりするリハーサルは最高に刺激的でした。そしてLION Tさんの言葉を通じて、自分自身にとってのダンスを追求することも考えるようになりました。東京公演、そして海外ツアーでは、素晴らしい舞台をお見せしたいです。
Michael Sim(シンガポール)
今回チームを組むダンサーは、自分とまったく異なる経験をしているので、彼らのダンスを観るのも自分のダンスを見せるのも楽しい。僕を好きになった人たちは、僕が楽しそうにダンスを踊るから好きになってくれたと思うので、東京でも僕を好きになってもらえるようなダンスを踊ります。
ヒューマンビートボックス:
MK (ベトナム)
私が今回の作品で一番伝えたいものは愛です。愛があれば私たちの生活、そして生きる世界が、もっとシンプルで分かり合えるものになるのではないかと思うからです。今回の東京公演でも、みなさんに愛を伝えられるようなパフォーマンスをしたいと思っています。
Posted – 2016.12.7
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