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DANCE DANCE ASIA – 東京公演2016 (2016/12)
直前インタビュー
Team VINCE
マニラ(フィリピン)と東京のクリエイションを経て、それぞれが個々の想いを胸に東京公演に臨みます。意気込みが伝わる公演直前のインタビュー!一人一人のライフストーリーが舞台から感じられそうです。
■振付・演出
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Vince Mendoza “Crazybeans” (フィリピン)
“僕たちのカラフルなストーリーを伝えたい!”
みなさんの魂にお伝えしたいことがあります。それは、人はみんな1人ひとりがスターであり、人生のすべての面で、誰もが王であり女王だということです。それは私たち人間が、みな神様の子供だからです。神様が僕たちを導き、僕たちが生きるこの世界で、比べようのない豊かな教訓を与えてくれるんです。僕が踊っているのは、ダンスが貧困や問題への特効薬で、世界中の若者や大人たちに大きなインスピレーションを与えてくれると信じているから。僕たちのカラフルなストーリーをお伝えすることができればと思います。みなさんに平和、光と祝福がありますように。
■出演
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Bboy Allen(フィリピン)
自分はフィリピンに、フィリピンならではのBboy文化と、そのコミュニティを作りたいと思っています。Vinceからフィリピンにはどういう人々が住み、どういう文化があるのかを伝えたいという作品のコンセプトを聞いて共感できました。舞台ではそこが伝わるようなパフォーマンスをお見せします。
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Bird(シンガポール)
旅をして、そこでダンスが踊れるなんて、一生に一度のチャンスだと思い、私は大学を休学してこの作品に参加しました。ダンスだけではなく、役の感情を込めた演技ができるようにマニラと東京でリハーサルを重ねてきました。どうか私の魂からの表現をご覧ください。
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Khenobu(マレーシア)
今までいろいろなステージをやってきて、観客になにかを伝えることに自信も経験もあります。ただ今回は、BBOYというジャンルを越え、ダンサーとしていろいろなことができる良い機会なので楽しみです。ダンスで表現された、成長していく人間の物語を受け取ってください。
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松田尚子(日本)
多国籍のダンサーが集まり一つの作品を作るのは、なかなかできないことですし、海外でのクリエイションにも興味があったので参加しました。Vinceがやりたいことを踏まえながら、いろいろなジャンルのダンサーが一つの方向を向いたら、どんな作品が生まれるのか。その目で確かめてください。
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Rhosam V. Prudenciado Jr. “Sickledsam”(フィリピン)
私はダンサーとして、ステージ上でどう動き、どう演じるかについてとても敏感です。カメレオンのようだと言われていて、演出家には、その特徴を使ってみたいと思ってもらえていると感じています。作品を通じて、ダンサーとして七転八倒する姿を伝えたい。そこから『失敗が人を強くする』というメッセージを伝えられたらうれしいです。
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Salt(インドネシア)
Vinceは『この作品で人間を描きたい』と話していましたが、実際に作品を作っていく過程で、自分自身の人生を振り返ることになりました。ですから、この作品には、私の過去の経験も投影されています。ご覧になる観客のみなさんにも、それを共有していただけたらと思います。
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ベース・クビン(フィリピンの口琴):
Carlo Bernardino(フィリピン)
日本でDANCE DANCE ASIA東京公演 2016に参加できることを楽しみにしています。
私たちが楽しいクリエイションを行っていると同じくらい、皆さんにもステージを楽しんでいただければ嬉しいです。
Posted – 2016.12.7
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