INTERVIEWインタビュー

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DANCE DANCE ASIA – マレーシア・クアラルンプール

アフターインタビュー

WRECKING CREW ORCHESTRA / ストリートダンスを世界に広める先駆者でありたい

エンターテイメント性あふれる作品でマレーシア公演のトリを務めたWRECKING CREW ORCHESTRA。
ストリートダンスシーンを牽引してきた彼らが抱いている熱い想いをリーダーYOKOIさんにお聞きしました。
日本のみならずアジアのダンサーにも届けたいダンス魂のこもったメッセージ。

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以前にシンガポールでの舞台経験をお持ちとのことですが、そのきっかけは?

YOKOI : もともとシンガポールでアジアの大きなダンスフェスをやりたいというクルーと出会い、その子たちが僕らを呼んでくれたんです。今年で7年目になりますが、初めて僕たちが行った時は、本当にまだシーンが小さかったのに観客は3000人くらいいましたね。1時間くらいのショーケースをやったのですが、そういう作品を観るのも皆初めてだったので、スタンディングオベーションで喜んでくれて、それからまた来て欲しいと続いていくことになったんです。

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アジア全体のダンスはこれから成熟に向けて歩みだすと思いますが、日本もストリートダンスの草分け時代と、今とではまったく違いますね。

YOKOI : 国民性もあると思うんですが、日本はひとつのことを追求します。もともとストリートダンスはアメリカで生まれた文化ですが、アメリカではヒップホップ、ソウルやファンクだったりと、その音楽に合わせて踊るという、全部ひっくるめた状態の文化でした。ストリートダンスだけに特化したというのは、おそらく日本が最初かもしれません。

最初はアメリカの模倣だったけれども、その一部分だけを切り取って徹底的に突き詰めて、どんどん自分たちのものに作り上げていきました。まさに日本人の職人魂のようなものが今の日本のシーンを作り、世界中で活躍するトップダンサーを産んでいったと言えます。

それから少しずつ、近隣のアジアやヨーロッパなど、いろんな所にどんどん日本のダンサーが出て行くことによって、そういうものが広まっていったと僕は思います。

僕らは世界のダンスシーンに出ていきはじめた最初の世代なので、世界に誇れるダンサーがたくさんいるんです。でも、それぞれ単体で動いています。これをひとつにまとめて、もっと国と国同士がうまくつながっていけると、もっとコミュニティも深くなるし、さらにいいことがたくさんできるようになると思いますね。今回のDANCE DANCE ASIAのように。

これまでに世界中いろんな所で活動してきましたが、「あ、ようやく日本の国自体が、ダンスを使って文化交流というものに動き出したんだな」と。今までは、自分たち単体でずっとやっていたので、今回のDANCE DANCE ASIAのように大きな機関が動き出して、こういうことをやり出すということは、すごくうれしかったですね。

このプロジェクト自体、日本とアジアを繋ぐこと、日本のダンサーをいろんな国のたくさんの人に見てもらって交流することは、とても意味があるし、アジアの地域の若い世代にとって大きな経験になると思うんです。

僕たちがやってきたストリートダンスって、共有感がすごく大事。だからワークショップとかでも、一緒に楽しんだり踊ったりみたいな、ただ技術を教えるだけではなくて、言葉が通じなくても共通言語のように体を使って、深いコミュニュケーションをしていけるのが素晴らしさだと思うんです。

だから、ストリートダンスの現場には笑顔が多いんですよね。そういうものをもっともっと、いろんな人たちに伝えていけたら、みんなが笑顔になる、ハッピーになるんじゃないかと本当に思いますね。

僕たちがシンガポールに7年間行き続けたことで、シンガポールのダンスシーンは激変しました。うちのメンバーのTAKEはハウスダンサーなんですが、僕らが初めて行った時にはハウスダンスというジャンルすらシンガポールにはまだ無く、誰もハウスダンスを踊ったことがない、ハウスミュージックもわからない状態でした。だから、彼が本当にシンガポールのハウスダンスシーンを作ったんです。僕らが行き続けることによって、そこを目指して一生懸命練習して、そこからいろんな情報も得て、彼らもどんどん大きくなっていきました。

交流を続けていけばいろんなシーンで互いに成長していけると思うので、単発じゃなくて継続すること。それができると、もっともっと素晴らしいアジアのダンス・コミュニティが世界のコミュニティとして、できあがっていくと思いますね。それを引っ張っていくのは、やっぱりアジアでは日本の役目だと思います。

Posted – 2015.08.12


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